夕暮れ美しいアテネにて、旅の喜びをかみしめる。

はじめての国、なもので、機内でガイドブックを熟読してから臨んだんですが、
空港から市内への移動の時点で、コケました。

地下鉄で、空港から市内まで行けると書いてあったんですが、
空港のinformationで聞いたら、地下鉄なんて通ってないっていわれ・・・。

工事中だったみたい、だったんですけどね、
informationのやさしいお姉さんに書いてもらったバスの番号を手に
バスのチケットを買い、さっそく、切符売場のおっさんが、
10ユーロもおつりを間違えて言葉を失い（もちろん取り戻しましたけどね）、
その時点で、のどからからで、満員のバスへ。

あーあ、やっぱり、乾燥しているなぁ、ギリシャ。
のどもからからですが、それ以上に唇がかさかさです。

1時間くらいバスに揺られて、アテネのど真ん中、シンタグマ広場へ。
宿泊ホテルは、ここから歩いていきます。
地下鉄で、ひと駅の距離なので、上ったり下りたりするより、
ころころ引きずって歩きたい気分だったので。

はじめての土地、だしね。

で、カルチャーショック　その1。

普通の歩道なのに、大理石。



全部の歩道がそうってわけじゃないですけどね。
でも、すげー。かっこいい。

ツルツルすべるので、股関節とか膝が悪い人には、つらい街かも。

さて、無事、迷うことなくホテルを発見。
ホテルに荷物をおいて、さっそく街歩きです。


右見ても左見ても、美しい夕暮れの景色。




何気ない街路樹が美しい。




翌日訪問予定の聖域パルテノン神殿をちら見して、





があぁ、早く行きたい！！

でも、今までの経験でいくと、神社仏閣など、聖域と呼ばれる場所は、
朝に行くと、よい景色が見れたり、よい体験ができる、のです。
明朝まで、我慢我慢。


市内のレストラン街で、恵みのミストシャワー。



もう、この時点で、顔も髪もぱさぱさになってきました。
普段は全然乾燥肌じゃないし、髪もさらさらなんですけどね。。。
恐るべし。ギリシャの乾燥。


ギリシャって、夏は昼間が暑すぎるんで、昼間はシエスタでお休み、
夕方から夜遅くまで、お店があいていて、時間に限りのある観光客にはうれしい限り。
（昼間は、観光、夜は、買い物、みたいな）



ギリシャ土産の定番、海綿。
わたし、おっさんみたいですが、体はガシガシ洗わないと洗った気がしないので、
海綿苦手、なんですよね。


あと、ギリシャといえば、ギリシャ正教。

街中、ビルの谷間に見つけたかわいい教会。



美しい窓。



これから先は、祈りの世界。




ああ、胸ときめく。やっぱ、旅っていいなぁ。

暮らしていると気付かない何気ないものが美しく見える。
なんて、素敵な瞬間。

そして、私の旅は、つづく。



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タグ：アテネ